こどもの「落ち着きのなさ」や「癇癪」についてのお悩み
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今回のご相談はこどもの「落ち着きのなさ」や「癇癪」についてです。
『上の子が急に泣きだしたり、物にあたったりと毎日怒っています』
『なかなかいう事をきいてくれない、奇声を上げたりと大変です』
こどもが成長していくと性格が現れてきますよね。コミュニケーションをとることが上手な子もいればひとりの世界に没頭することが好きな子もいます。
しかし、中には落ち着きがなくいつまでたってもじっとしていられない子もいますよね。また、私たち大人の言うことを聞けず、癇癪を起こす子もいるのではないでしょうか?
これらの反応に対しての正しい対応について悩んでいる親御さんも多くいらっしゃると思います。
今回は、こどもが落ち着かなくて悩んでいる親御さんからのご質問に答えていき、私たちはどういった対応をしていけばいいのか一緒に考えていきましょう!
落ち着きのないこどもにはどう接すればいいの?
Q.1
今4歳の息子がいるのですが、落ち着きがなく困っています。食事や遊びの時もひとつのことに集中することが苦手なようでいつもそわそわしています。こんな時に私たち親はどうしてあげたらいいのでしょうか? (32歳 女性)
原因
落ち着きがない行動は発達段階の1つのステップでもあります。特に年少など小さなこどもは身体も心も成長途中ですので、やりたいことを我慢することが大人が思っている以上に難しいのです。また繊細なこどもは不安に感じることが多くその場から逃げ出したくて落ち着きがないこともあります。
対策
まずは、こどもの気持ちに共感してあげることが大切です。「〇〇くんのしたいこともわかるよ〜」と言ってあげるだけでもこどもは安心感を覚えてこちらの話を聞こうとしてくれます。
自分の気持ちがコントロールできなくて落ち着きがないのであれば、私たちがこどもの気持ちを整理しやすい環境を作ってあげることでこうしたトラブルは目立たなくなっていきますよ!
こどもの癇癪に困ってます…
Q.2
うちのこどもは癇癪が酷くて困っています。家の中ではもちろん、ショッピングモールの中でも自分の思い通りに行かないことがあると横になって駄々をこねます。どう対応したらいいのでしょうか?
原因
こどもが癇癪を起こすのは、何か伝えたいメッセージがあるのだけどうまく伝わらないからなのがほとんどです。こどもは成長していくと自分の意見を持っていきますが、その意見が通らなかったり、そこに大人が介入することで落胆を怒りに変えて癇癪を起こしているのです。
対策
まずはこどもの気持ちを確認することが大切です。何が嫌だったのか、何をしたかったのかを私たち大人が代弁してあげると、こどもの心の負担も軽くなります。また、癇癪とは別の方法で感情を表せないか提案することもひとつの手段です。
一方で、どうしてもできないことに対してはしっかりと「できない」ことを伝えることも重要です。癇癪を起こしても変えられないものもあることを教える機会にもなります。
また、癇癪の後のケアも大切です。癇癪が落ち着いて気持ちが切り替わった後のこどもにはハグするなどのスキンシップを忘れないであげてください。
まとめ
落ち着きがない、もしくは癇癪がひどいこどもは気持ちをうまく伝えられなくて寂しい思いをしているかもしれません。私たち大人はそんな思いを少しでも減らしてあげられるようにこどもをケアすることが大事なのです。
こどもの落ち着きのなさや癇癪に隠されたこどもが伝えたいメッセージを読み取ることでより強い絆を作り上げていきましょう♪