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英語は子どもに習わせるべき?必要性や注意点とは?

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子どもに英語を習わせるか悩む…

2020年度から小学校で英語が必修化になったり、グローバル化によってだんだんと英語が必要な社会になってきている今、子どもの未来のために、早いうちから英語を習わせるべきか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

今回は、気になる幼児期の英語学習の必要性や、取り入れる際の注意点などをご紹介します。

子どもの頃から英語を学ぶべき理由

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言語習得の臨界期は9歳までだから

臨界期とは「人間の脳には学習するのに適切な時期があり、その時期を過ぎると学習が困難になってしまう」という考え方です。

「絶対音感は0歳~4歳」、「数字的能力は1歳~4歳」というように各機能によって臨界期は異なり、「言語能力の臨界期は0歳~9歳」と言われています。

英語で考え理解することができる「英語脳」や、英語を聞き分ける「英語耳」は、大人になってからでも養う事はできますが、効率よくネイティブのように習得するには、9歳以前の臨界期にたっぷりと英語を浴びることが大切です。

外国語に対する苦手意識が芽生えにくい

小学生や中学生になると自我が確立し、自分のやりたくないことが明確化されてきます。

この時期に初めて英語に触れると、分からないことに恥ずかしさや恐怖心が芽生えて、さらに英語を遠ざけてしまう可能性があります。

幼児期から英語に触れて自然なものにしておくことで、抵抗なくすんなりと学習できるようになるでしょう。

人種や文化の違いを受け入れやすくなる

日本は、まだまだ海外の異文化や様々な人種の人に触れることが少ない国です。

幼児期から人種や文化の違いに触れることで、日本との違いをこわがらず世界の多様性を楽しむ感覚を養うことができます。

多様性を受け入れることは、今後グローバル化していく世界で通用する「人間力」にも繋がります。

子どもの英語教育の注意点

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座学ではなく遊び感覚で

学校での英語の授業のような、単語や文法をひたすら覚えるなどの座学中心でのスタイルは、どうしても「勉強」だと捉えてしまい、勉強嫌いな子は苦手意識を抱いてしまいがちです。

歌やダンス、絵本などを用いて楽しみながら英語を取り入れることを意識しましょう。

聞く・話すに絞る

英語学習は主に「読む」「書く」「聞く」「話す」の4技能から成り立っていますが、幼児期は「聞く」「話す」にフォーカスした学習を取り入れましょう。

幼児期は、耳から入ってくる言葉をどんどん吸収して言語能力が発達する時期なので、4技能の中でも特に「聞く」「話す」を伸ばすことに適しています。

ネイティブの発音を聞き取る、きれいな発音で話すなどの英会話能力が身につくことで、おのずと「読む」「書く」も習得しやすくなります。

無理をさせない

幼少期の吸収力を最大限に生かしたい!とどうししても力が入ってしまうかもしれませんが、無理な学習をさせるのはNG。

英語への興味が薄れていたりやる気がない時に、無理やり勉強をさせても、結局すぐにやらなくなってしまいます。

幼児期の英語学習は、「子どもが英語を楽しいと思えるようにする」ことが最重要。

子どもに過度なプレッシャーを与えずに、のびのびと学ばせることが大切です。

子どもの英語教育にはメリットがいっぱい!

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小学校の英語必修化により、英語は避けては通れないものになってきました。

幼児期から英語を学ぶことは、単に英語力の向上だけでなく、将来の可能性を広げること、今後のグローバル世界を生きていく力を身に付けることにも繋がります。

物事をぐんぐん吸収していくこの時期に、英語学習を始めてみてはいかがでしょうか。

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