みなさん、お子様のことでどんなお悩みをお持ちでしょうか？
よく聞くお悩みは、やはり食生活であり、「お野菜食べない」「お腹痛くて便秘気味」「ご飯に集中してくれない」などのお悩みがあげられます。また、近年では、” 1日3食”摂るこどもが減少しており、さらに偏った栄養摂取、食生活の乱れなどが深刻化しています。今回は、その中でも体のしくみについてお話ししたいと思います。
何が原因で便秘になるの？
子どもの便秘は、食物繊維不足や水分不足、運動不足などの生活習慣やストレスや薬の副作用なども原因となります。その中で、ビタミンと便秘の関係性について注目されていまが、実はビタミンと便秘は関係しています。
いったいビタミンの種類は、どれくらいあるのでしょうか！
なんと”13種類”もあることを知ってましたか。なかなかこの食材がビタミンCが摂れる！など意識して、摂取することはとても難しいかと思います。また、ビタミンは、体に蓄積することができないため、毎日の食事から摂取する必要があります。
ビタミンと便秘の関係性
ビタミンCは、抗酸化作用や免疫機能の維持などに関与していますが、過剰な摂取によって下痢を引き起こすことがあります。そのため、ビタミンCを過剰に摂取すると、便秘症状が改善されることがあります。摂取量は、必ず適切な量を守ることが大切です。
ビタミンDは、カルシウムやリンの吸収を促進する役割を果たしています。十分なビタミンDが体内にあることで、腸の健康が維持され、便通が良くなることがあります。特に、ビタミンD欠乏症が便秘と関連していると言われています。
ビタミンB群は、エネルギー代謝や神経機能の維持に必要な栄養素です。ビタミンB群の中でも、特にビタミンB5（パントテン酸）は腸の動きを促進する効果があり、便秘改善に役立つと言われています。
ビタミンEは、抗酸化作用があり、細胞の健康を保つ役割を果たしています。
どんな形状ですか?
お子様は、①～⑦のどの形状に当てはまりますか？
③から⑤が正常な便と言われていますが、最も健康な便と言われているのが④普通便で、
便の形状によって、体調の良し悪しが分かりますね。
参照：排出ケアナビ
便の形は大腸を進む早さに関係しています。何故ならば大腸に到達する時はほぼ液体の状態なので、水分が吸収されずに大腸を素通りすれば、水のような便になります。逆に大腸の通過時間が長ければ長いほど水分の吸収が進み、便はコロコロ、カサカサになっていきます。
まとめ
子どもが便秘になったときは、大人と同様に生活習慣を改善することが大切です。睡眠時間をしっかりととらせて、乳酸菌や食物繊維を含むバランスの良い食事をつくってあげましょう。くれぐれも朝食抜きは禁物です！もし運動不足だと感じるのであれば、適度な運動を親子一緒にすることで、普段なかなか子どもとの時間がとれなくて、コミュニケーションもするきっかけづくりにもなるかもしれませんね！
また、ビタミンは、身体の健康維持に重要な栄養素であり、たくさんの種類のビタミンの中でも、ビタミンCやビタミンD、ビタミンB群などがとくに便秘改善に効果的であるとされています。ただし、ビタミンの過剰摂取は健康に悪影響を及ぼす可能性もあるため、バランスの取れた食事を心掛けることが重要ですね。
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