会報誌

「寝る子は育つ」は本当?子どもの成長を支える“睡眠”の力

運動会などの行事を経て、心も体も大きくたくましく成長する10月。この時期、子どもたちの健やかな発達を支える鍵は「睡眠」です。

脳科学や睡眠の研究では、「日中に体験したことや、学んだ運動・手先の動きの記憶は、眠っている間に脳の中でしっかりと整理され、定着する」ことが分かっています。日中のインプットだけでなく、夜の睡眠という時間があってこそ、子どもたちの力として身につくのです。

また、世界各国の調査によると、日本の子どもの睡眠時間は、先進国の中でも短い水準にあるという指摘がなされています。もし睡眠が不足してしまうと、感情をコントロールする脳の働きが弱まり、日中の活動にも影響が出てしまいます。「寝る子は育つ」という言葉通り、深い睡眠は、体を大きくするホルモンの分泌を促すだけでなく、翌日の新しい知的好奇心を引き出すエネルギー源となります。

朝はカーテンを開けて太陽の光を浴び、体内時計を整えることが大切です。そして、夜はテレビやスマホを早めに消して、穏やかな時間を過ごすこと。ご家庭での心地よい睡眠環境が、子どもたちの成長をしっかりと支えてくれます。今一度、生活リズムを見直してみてはいかがでしょうか。