会報誌

親子で季節を楽しもう!【5月】

さくら

気持ちの良い晴天が続き、日によっては初夏のまぶしい太陽が降り注ぐ5月。4月29日の昭和の日から始まり、憲法記念日、みどりの日、こどもの日と休日が続くゴールデンウィークを楽しみにしている方も多いのではないでしょうか? 今年は合間に平日を挟みますが、その平日にお休みが取れれば最大10日間の大型連休になる場合も。どうやって連休を過ごすか、家族であれこれ計画を立てるのも楽しいひとときになりそうですね。

5月の歌 

こいのぼり

こいのぼり(作詞 近藤 宮子/作曲 無名著作物)

やねより たかい こいのぼり

おおきい まごいは おとうさん

ちいさい ひごいは こどもたち

おもしろそうに およいでる

こいのぼり

5月の行事 

こどもの日 

子どもの日

こどもの日とは、端午の節句である5月5日に、こどもたちが強く元気に育つことを願う行事です。

男の子のいる家では、この日にこいのぼりや五月人形を飾ったり、ちまきや柏もちを供えたりします。

もともと「端午」とは、5月初めの午の日という意味です。昔の中国では、この日に薬草である菖蒲やよもぎを屋根に乗せたり風呂に入れたりして、家や体を清めるならわしがありました。

この行事が日本に伝わり、のちに日本独自の風習が加わって、「菖蒲」が「尚武(武を尊ぶ)」と音が同じであることから、男の子の節句と考えられるようになったのです。現在では、男女の区別のない「こどもの日」として、国民の祝日にも制定されています。

こいのぼり

母の日

母の日

毎年5月の第2日曜日は、母親へ感謝の気持ちを伝える「母の日」です。

母の日の起源は、20世紀はじめごろのアメリカにあります。当時のアメリカは南北戦争中で、そんな戦争の最中にアン・ジャービスという一人の女性がいました。アンは戦争中、敵味方問わず、多くの負傷兵を助けました。

アンの死後、娘のアンナが亡き母を偲んで教会で記念会を開き、カーネーションを捧げました。その際、亡き母に贈ったカーネーションが白だったことから、母の日に存命のお母さんにカーネーションを贈る際には差別化として赤のカーネーションをプレゼントするようになったのです。

日本では、1913年に青山学院にて「母の日礼拝」が行われたことなどをきっかけに徐々に母の日が定着していきました。

さくら

5月の自然

二十四節気の一つで5月21日ごろにあたる「小満」は、草木が茂って天地に満ち始める、という意味があります。その名のとおり、5月には色鮮やかで美しい草花をたくさん目にすることができます。

あやめ

あやめ

前面に垂れ下がった花びらに網目模様があるのが特徴。4月から5月ごろに紫や白の花が咲く。

つつじ

つつじ

花の色は白、ピンク、赤、紫などさまざまな種類がある。4月から6月ごろに咲く。

ふじ

ふじ

花の色は青紫や紫がよく知られているが、ピンクや白の花を咲かせる藤もある。4月から5月ごろに、花が房のように垂れて咲く。

はなみずき

はなみずき

芽吹きと同時に花が咲き、品種によって花色が白色や、やや薄いピンク色の木がある。庭木や街路樹によく使われる。

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