会報誌

親子で季節を楽しもう! ~4月~

4月は草花が一気に芽吹き、日に日に春らしさを感じられるようになる季節です。入園・入学など、新しい生活が始まる「スタートの月」でもあります。小さな子どもにとっては、気温差が大きく体調を崩しやすい時期。お出かけのときは、薄手の上着などで調整できるようにしておくと安心ですね。また、お花見や外遊びの機会が増えるため、自然に触れながら「春のにおい」「色の変化」などを親子で言葉にしてみるのもおすすめです。

4月の自然

卯月(うづき)

4月の和名。諸説ありますが、「卯」は春に白い花を咲かせる卯の花を指し、旧暦の4月頃に見頃になることから、「卯の花の月」=卯月と呼ばれるようになったとする説が有力です。

日本の春を象徴する花で、3月下旬~4月上旬に各地で見頃を迎えます。淡いピンクの花が一斉に咲く様子は美しく、お花見の風習と共に新しい季節の始まりを感じさせてくれます。

新玉ねぎ

春に収穫される玉ねぎで、乾燥させずすぐ出荷されるのが特徴。水分が多くて柔らかく、辛みが少ないため生でも食べやすい食材です。旬は3〜5月頃で、春の代表的な味覚の一つ。

花散らしの雨

桜が満開になった後に降る雨のこと。この雨によって花びらがはらはらと散り、地面や川面を淡いピンクに染めます。少しさみしい響きがありますが、日本らしい風情のある言葉です。

4月の行事

潮干狩り

どんな行事なの?
潮が大きく引いた干潟で貝を採る、春の代表的な行事です。主に3月〜5月頃に楽しめ、特に4月は気候もよく人気の季節。アサリやハマグリなどを熊手や手で掘り出します。

どうやって始まったの?
潮干狩りの起源は、古代の貝採り(採集生活)にさかのぼります。現在のようなレジャーとしての潮干狩りは、江戸時代に、人々が行楽として海辺に出かけ、貝を採って楽しむ習慣として広まりました。今では、家族で楽しむ春の娯楽として全国に普及しています。

まめ知識
潮干狩りは、月の満ち欠けで潮が大きく引く「大潮の日」が最適です。新月・満月の前後に干潟が広く現れます。また、潮が引き始めてからが採りやすい時間帯。干潮ぴったりより、“干潮の2時間前”がよく見つかる狙い目のタイミングです。

4月の記念日

地球の日(4月22日)

毎年4月22日に世界中で行われる環境保護の記念日。1970年、アメリカの上院議員ゲイロード・ネルソンが「地球環境について考える日」を提案し、市民運動として始まりました。現在では190以上の国と地域で、清掃活動・植樹・環境イベントなどが行われています。

 

子ども読書の日(4月23日)

政府が「子どもの読書活動の推進に関する法律」に基づき定めた記念日。この日は、世界的な文学者シェイクスピアとセルバンテスの命日とされ、ユネスコが定めた「世界本の日」でもあります。そこに合わせ、日本でも読書を大切にする日として制定されました。

4月の季語

春霞(はるがすみ)

春の空気が水蒸気や細かなちりを含み、遠くの景色がぼんやりとかすんで見える様子を表す季語。俳句では、「穏やかさや静けさ」「遠い記憶や郷愁」などを表現する際によく用いられます。代表的な俳句に「春霞 たなびきにけり 山の端に(与謝蕪村)」などがあります。