街にイルミネーションが灯り、ツリーやリースが並びはじめると、いよいよ“クリスマスシーズン”の到来です。
ワクワクがいっぱいの12月ですが、実はクリスマスには子どもと楽しめる小さな「どうして?」がたくさん隠れているんですよ。
今回は、親子で話したくなる“クリスマス豆知識”をギュッとまとめてご紹介します!
サンタクロースの服が赤いのはなぜ?
サンタさんといえば、赤い服に白いふわふわのふち。
でも、昔は赤ではなく、青や緑の服を着ていた時代もあったことをご存じですか?
赤い服のイメージが世界中に広まったのは、20世紀になってから。
「サンタ=明るくて楽しい存在」として親しまれるよう、赤くて元気なデザインが選ばれ、それが定着していったのです。
「サンタさんの服、ほかの色だったらどんなのが似合うかな?」
一緒に“いろいろサンタ”をお絵描きすると、発想がふくらんで楽しい時間に!
なぜクリスマスに靴下をつるすの?
クリスマスの夜にベッドのそばに靴下を置くのは、昔のヨーロッパの伝説が元になっています。
困っている家族を助けたいと思ったサンタの原型の人が、そっと煙突から金貨を落としたところ…
その金貨が暖炉の近くに干してあったくつ下の中にポトン!
それ以来、「いい子のくつ下にはプレゼントが入る」と言われるようになりました。
親子でオリジナル靴下作りもおすすめ!
フェルトを貼ったり、名前を書いたり、“自分だけのプレゼント袋”として大切にできます。
クリスマスリースは「丸い形」じゃないといけない?
玄関をパッと明るくしてくれるクリスマスリース。
実は“丸い形”には意味があります。
ぐるりとつながる輪は、「永遠」や「家族のきずな」を象徴しているといわれています。
また、もみの木の緑には“永遠の生命”の意味がこめられていて、寒い冬に希望を届ける存在だったんです。
紙皿をくり抜いて、毛糸や折り紙を巻きつけると簡単にミニリースが作れます。
クリスマス前の工作にぴったり!
どうしてイルミネーションを見るとワクワクするの?
クリスマスの夜を彩るキラキラのイルミネーション。
見ているだけでうれしい気持ちになりますよね。
これにはちゃんと理由があって…
光を見ると、脳の中で「セロトニン」という“しあわせホルモン”が分泌されやすくなると言われています。
暗い冬にやさしい光が広がると、自然と心があったかくなるんです。
イルミネーションを見に行ったら、「どの色がいちばん好き?」と聞いてみて。
光の色で気分が変わることに気づく、ちょっとした科学体験になります。
クリスマスは親子で話したくなる不思議がいっぱい!
クリスマスって楽しいだけじゃなく、調べてみると小さな発見があふれています。
「どうして?」「これ知ってた?」と親子で話すだけで、いつものイベントがもっと思い出深い1日に。
今年の12月は、きらめく街の景色と一緒に、“親子だけのクリスマスの物語”をたくさん見つけてみてくださいね(^^♪





