会報誌

親子で季節を楽しもう! ~2月~

2月の和名は「如月」。「如月」の由来には諸説ありますが、一番有力なのは、「衣更着(きさらぎ)」が転じたという説です。衣更着には、厳しい寒さに備えて衣を更に重ねる、という意味があります。ほかには、陽気が更に来る月だから「気更来(きさらぎ)」、春に向けて草木が生え始めるから「生更木(きさらぎ)」という説も。和名の由来を通じて、先人たちがどのように季節を感じていたか、思いを馳せてみるのもいいですね。

2月の歌

ゆき(文科省唱歌)

ゆきや こんこ あられや こんこ

ふっては ふっては ずんずんつもる

やまも のはらも わたぼうし かぶり

かれき のこらず はなが さく

2月の行事

節分

節分は悪い鬼を追い払う行事で、この日の夜に「鬼は外、福は内」と言いながら豆をまく風習があります。そして、豆をまいた後は、自分の年齢と同じか一つ多い数の豆を食べ、一年間の無病息災を祈ります。節分のもとになったのは、中国から伝わった「鬼やらい」という行事です。病気や災害の象徴である鬼を追い払う行事で、毎年旧暦の大みそかに行われていました。その後、鬼やらいは形を変えて一般化していき、現在のような行事ができあがりました。節分の日に豆をまくのは、豆に宿った穀物の霊の力で鬼を追い払うことができると考えられていたためです。また、豆まきのほか、鬼が嫌いなヒイラギの枝にいわしの頭を刺した「やいかがし」を飾る風習もあります。

バレンタインデー

バレンタインデーは、世界各地で「恋人たちの日」として祝われており、日本でも、女性が男性にチョコレートを贈る日として知られています。バレンタインの由来は、3世紀のローマにまでさかのぼります。当時のローマ帝国皇帝は、兵士たちの士気が下がるという理由で、兵士たちの婚姻を禁止していました。そんな中、キリスト教司祭のバレンティヌスは、隠れて多くの兵士たちを結婚させていました。しかし、皇帝の命令に従わなかったバレンティヌスは、西暦270年ごろの2月14日に処刑されてしまいます。後世の人々は、彼を愛の守護聖神としてまつるようになり、2月14日を「聖バレンタインの日」と呼ぶようになったと言われています。

2月の自然

2月になっても寒い日々が続きますが、暦の上では2月4日ごろに立春を迎えて春が到来します。そして、立春のあとに吹く強い南風は「春一番」と呼ばれ、この春一番が吹くと季節外れの暖かさが訪れます。徐々に近づく春の足音を感じつつ、この季節ならではの自然を見つけてみてはいかがでしょうか?

ふくじゅそう

福を招き、長寿を意味する花として古くから親しまれてきた。小さな黄色い花が集まるように咲く。

うめ

春のはじめに、白、淡紅、紅色などの良い香りの花が咲く。花・香り・樹形が観賞の対象とされるほか、果実が食用にされる。

おおいぬのふぐり

道端や空き地などに咲く小さな水色の花。草丈が10cm~20cmほどで地面を這うように育ち、とても丈夫で繁殖力が強い。

うぐいす

きれいな声で「ホーホケキョ」と鳴く、日本三鳴鳥の一つ。日本では全国の平地から山地の林やその周辺にある藪で繁殖する。

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