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子どもの紫外線対策!とは?しっかり予防できてる?

お子さんの紫外線対策はしていますか?
紫外線対策というとどうしても大人が行うイメージがありますが、子どもの肌は大人に比べてとてもデリケート。子どものうちから紫外線対策が必要となってきます。今回は子どもの紫外線対策の重要性やその方法についてお伝えしていきます。

紫外線について

ます、紫外線にはUVA、UVB、UBCの3種類あります。日常的に私たちが気にするのは主にUVA、UVBです。

UVA:肌の奥まで浸透し肌の老化を進め、将来的にはシミやしわの原因となります。

UVB:肌の表面に直接ダメージを与え、日焼けによるヒリヒリとした赤みや、メラニン色素の沈着を引き起こし、日焼けや皮膚がんの原因となります。

子どもの肌はまだ発達途中であり、紫外線に対するバリア機能が大人よりも低いため、適切な対策が必要です。

対策について

まずは、日焼け止めが重要!

子どものための日焼け止め選びのポイント!

では、子どもの紫外線対策とはどんなものが有効なのでしょうか?

①低刺激で肌にやさしいもの

子どもの肌は大人に比べて刺激に弱いため、ノンケミカル処方のものがおすすめです。ノンケミカル処方とは、「紫外線吸収剤 」を配合していないものです。「紫外線吸収剤」とは、紫外線を吸収し熱などの形で放出することによって、紫外線が肌に与える影響を軽減する化学物質です。肌を紫外線から守る代わりに肌の弱い子どもや敏感な体質によっては強い刺激を与え、アレルギーや肌荒れを引き起こす場合があります。

ノンケミカル処方の日焼け止めにも肌に刺激のある成分が含まれている場合もあるため、無添加、オーガニックなものを選ぶといいでしょう。

成分表示をしっかりと確認し、お子様の体質に合わせて選ぶことが大切です。

②塗りやすさ

子どもは日焼け止めの塗り心地を嫌がることがあるので、塗りやすくベタつかないサラッとしたテクスチャーの日焼け止めがおすすめです。

▼子どもにおすすめのテクスチャー3選▼
・ミルクタイプ
なめらかで伸びやすく、肌への負担も少なくなじみやすいです。外での塗り直しなど全身に手早く塗りたいときにおすすめ。

・ジェルタイプ
透明で肌に優しく、軽い塗り心地のため日焼け止めが苦手なお子様には特におすすめ。さっぱりしている反面、水で落ちやすいものも多いのでこまめな塗り直しが大切。

・スプレー・ミストタイプ
動き回る子どもの頭の先から指先まで簡単にカバーできる便利さが特徴。ですが、完全に全体に塗布できるわけではないため上記のミルクタイプやジェルタイプなどの日焼け止めと併用して使用するのがおすすめです。

簡単に落とせる

外で走り回る子供は汗をかきやすく、夏場はプールや海などで泳ぐことも多くなりウォータープルーフなど落ちにくい日焼け止めを選びたくなりますよね。ですが、落ちにくい日焼け止めは入浴時に落としきれず洗い残しになってしまう可能性もあります。子ども用の日焼け止めはお湯やせっけんで洗い流せるものを選ぶと子どもにも親御さんにもストレスにならず、肌への負担も軽減されます。

落ちやすい分、日中はこまめに塗り直してあげることが大切です!

帽子や長袖の服を着用することも効果的

帽子はつばの広いものだと顔や首など広範囲を紫外線から守ることができ、さらには熱中症の予防にもなります。つばが7cmある帽子だと顔に当たる紫外線を60%カットできるといわれています。また、襟付きの衣服や長袖などは肌の露出を減らし、紫外線によるダメージを軽減することができます。ですがこれからの暑い季節子供は帽子や長袖など窮屈なものは嫌がるので、通気性が良く、涼しく、着心地が良いものを選ぶといいでしょう。最近では、紫外線防止対策効果のある繊維でできた衣類も売られています。

また、水着も子供用の袖付きラッシュガードなどがおすすめです。直接紫外線が当たらないだけでも肌へのダメージは大きく変わります!

紫外線の強い時間帯を避ける

18歳までに生涯のうちの半分の量の紫外線浴びるといわれているほど、子どものうちに浴びる紫外線量はとても多いです。日差しが強く、紫外線量が特に多いのが午前10時から午後4時。子どもを外で遊ばせるときにはなるべくこの時間帯を避けましょう。ですが、休日や連休など、そうはいかない日も沢山ありますよね。

外出が必要な場合でも、日陰を利用したり、日差しが控えめな朝や夕方に遊ばせたりすることで紫外線の影響を軽減することができます。

最後に…大人が子どもにいい例を示すことも大切^^

大人が紫外線対策を意識して行動することで子どもも同様の習慣を身につけやすくなります。日焼け止めを塗る、帽子やサングラスを着用するなど、大人が率先して子どもに見せることで子どもは自然と真似をするようになるのではないでしょうか♪親子でおそろいの帽子にするなどファッション感覚でお子様と一緒に紫外線対策を楽しむのもいいかもしれませんね!

まとめ

子どもの紫外線対策の重要性やその方法についてです。紫外線は肌に様々なダメージを与える可能性がありますが、適切な対策を行なうことでその影響を軽減することができます。子どもの肌を守り、健康な成長をサポートするために、紫外線対策をしっかりと行いましょう!

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