会報誌

親子で季節を楽しもう! ~7月~

7月は、本格的な夏の始まりを感じる季節。各地で梅雨明けを迎え、強い日差しと青空が広がります。七夕では短冊に願い事を書き、星空を見上げる風習が親しまれています。また、海開きや夏祭り、花火大会など、人々が外に集って楽しめる行事も多い季節です。昔から日本では、暑さを乗り切るために風鈴を飾ったり、すだれを使ったりと、涼を感じる工夫を大切にしてきました。こうした伝統文化にも触れながら、暑い夏を楽しく乗り切りたいですね。

7月の自然

文月(ふみづき)

7月の和名。七夕に短冊へ歌や願い事を書く風習から「文を書く月」が転じたという説や、稲穂が膨らむ時期であることから「穂含月(ほふみづき)」が変化したとも言われています。

ひまわり

日本の夏を象徴する花。鮮やかな黄色の大輪が特徴で、太陽に向かって咲くように見える姿から「向日葵」と書きます。原産は北アメリカで、日本には江戸時代ごろに伝わりました。

トマト

代表的な夏野菜の一つ。赤い実にはリコピンやビタミンCが豊富に含まれ、みずみずしい甘みと酸味が特徴です。サラダや煮込み料理など、幅広く活用される人気の野菜です。

積乱雲

平洋側の暖かく湿った空気と、オホーツク海側の冷たい空気がぶつかってできる停滞前線のこと。6月頃に日本列島付近に長く居座り、雨雲が発達して曇りや雨の日が続きます。

7月の行事

夏祭り

どんな行事なの?
夏に各地の神社や地域で行われる伝統的なお祭りです。みこしや山車が街を巡り、太鼓や笛の音が響きます。夜店や盆踊りなども行われ、子どもから大人まで楽しめる夏の風物詩です。

どうやって始まったの?
夏祭りの起源は、古くから日本各地で行われていた疫病退散や五穀豊穣を願う神事にあるとされています。やがて神事だけでなく、踊りや屋台など娯楽の要素も加わり、地域の人々が集まって交流を深める大切な行事として発展していきました。

まめ知識
日本の夏祭りに欠かせないみこしは、神様を乗せて町を巡るための乗り物です。神様が地域を巡ることで、災いや病気を払い、人々に幸運や豊作をもたらすと考えられてきました。豪華な飾りや鳳凰が付いたみこしは、神聖さと祭りのにぎわいを象徴しています。

7月の記念日

七夕(7月7日)

織姫と彦星が年に一度だけ天の川で会えるという中国の伝説が由来とされる、日本の伝統行事。日本では願い事を書いた短冊を笹に飾る風習として広まりました。昔は裁縫や書道の上達を願う行事でもあったとか。星空を見上げながら願いを託す、情緒溢れる夏の行事です。

スイカの日(7月27日)

スイカの縞模様を綱に見立て、「ななつ(7)のつ(2)な(7)」という語呂合わせから生まれた記念日。スイカは、暑い夏の水分補給にも適した果物として親しまれています。毎年記念日には、産地での収穫体験やスイカ割り大会などが開かれることもあるのだとか。

7月の季語

炎天(えんてん)

真夏の強い日差しが照りつける空や暑さを表す夏の季語。炎天という言葉には、ただ暑いだけでなく、夏の生命力や静けさまで感じさせるような日本独特の感覚が込められています。代表的な俳句に「炎天の 地上花あり 百日紅」(高浜虚子)」などがあります。