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たくさんあって選べない!子供用歯磨き粉って何を選べばいいの!?気になる選び方をご紹介!

歯磨き粉には、子供用の歯磨き粉もたくさん市販されています。子供用とあっていろんな種類の味の歯磨き粉が販売されていることをご存知の方も多いのではないでしょうか?

しかし、お子さんをお持ちの方はこの子供用の歯磨き粉の選び方をご存知でしょうか?それに、「フッ素配合」と明記された歯磨き粉もありますが、これをこどもに使用していいのか迷っている方も少なくないと聞きます。

そこで今回は、子供用の歯磨き粉の成分や選び方について考えていきたいと思います。

子供用の歯磨き粉の成分って?

歯磨きをする理由の1つに虫歯予防があります。

そのため子供用の歯磨き粉を選ぶ際は「フッ素」など虫歯予防に効果のある成分が配合されているものがおすすめです。フッ素は私たちの体内や食品にも存在するものなので基本的には害はありません。

生え始めた乳歯はまだ柔らかく虫歯になりやすいので、フッ素が配合された歯磨き粉で虫歯に強い歯を育てることはとても大切です

また、歯磨き粉の中には歯についた歯垢を効率よく落とすために研磨剤が使用されています。子供はまだ歯が柔らかいので研磨剤が強い刺激になることも考えられます。そのため、子供用の歯磨き粉「研磨剤無配合」のものがおすすめです!

他にも、歯磨き粉の成分には泡立ちを良くする発泡剤が配合されています。歯磨きした後がスッキリとしますが、こどものすすぎ残しが心配であれば、「発泡剤無配合」のものや低発泡の商品を選びましょう♪

歯磨き粉の選び方はどうすればいいの?

子供用の歯磨き粉フッ素濃度が明記されているものを選ぶのが良いでしょう。

フッ素配合の歯磨き粉は乳歯が生え始める生後6ヶ月の頃から使用ができます。しかし、歯に必要なフッ素の量は年齢ごとに異なるのです。

必要なフッ素の量は年齢別に

歯が生え始める頃〜5歳頃 500ppm
6歳頃〜14歳頃 1000ppm

(1ppm=0.0001%)

とされています。大人用の歯磨き粉はフッ素が1500ppmのものもあるためこども達にとっては刺激が強すぎるのです。

そのため、歯磨き粉を選ぶ基準として「フッ素の濃度」を確認することは大切なことになります!

子供用歯磨き粉にも種類がたくさん!

子供用の歯磨き粉には以下の4種類の歯磨き粉があります。

・シートタイプ
・ジェルタイプ
・ペーストタイプ
・パウダータイプ

これらを年齢ごとに使い分けることでこどもも抵抗なく歯磨きをしてくれます。

歯が生えたての頃はシートタイプで慣れましょう

歯が生えたての赤ちゃんはいきなり歯ブラシを口に入れられても怖がりますよね。最初はお母さんの指を使って歯の汚れを取る「シートタイプ」の歯磨き粉を使って「歯磨き」という行為に慣れさせてあげましょう!

3歳までは磨けたか確認しやすいジェルタイプを

歯ブラシに慣れてきたこどもには、ジェルタイプの歯磨き粉を使ってみましょう!泡立ちが少ないため、ちゃんと磨けたかの確認がしやすくておすすめです。それにすすぎが簡単にできるのでまだうがいに慣れていないこどもにもやさしいです。

うがいに慣れた3歳以上のこどもはペーストタイプ

チューブから取り出すペーストタイプの歯磨き粉うがいに慣れてきた3歳以上のこどもに使わせてあげましょう。フッ素がどれくらい配合されているか私たち大人が確認して、こどもに好きな味を選ばせてみるのも良いでしょう♪

すべての年齢におすすめなパウダータイプ

パウダータイプの歯磨き粉は、歯ブラシに適量をつけたらあとは普通の歯磨き粉と同じように使用できます。子供用のパウダータイプの歯磨き粉もあり、飲み込んでしまっても大丈夫なようになるべく多くの添加物を取り除いた製品も販売されています♪

近年、話題の歯磨き粉は「食品」なの!?

歯磨き粉は基本的に

・医薬部外品
・化粧品

の2種類に分類されます。

ですが、近年では「食品」に分類されるこども用歯磨き粉も販売されるようになりました。

通常、医薬部外品や化粧品は飲み込むことを想定して作られてはいません。また、口腔内はとても吸収力が高く、歯磨き粉が口の中に残ったままだと粘膜を通して歯磨き粉の成分が吸収されてしまい体によくない成分が入ってしまうかもしれません

さらに、一般的に歯磨き粉はこども用のものであっても添加物がたくさん入っているのです。例えば、殺菌剤や汚れを落とすために配合されている界面活性剤など体内に入ってしまうと怖いなと思うものが添加物として入っていることがあるのです。

ですが、食品として開発されているこども用歯磨き粉は体の中に入ることを前提に作られているので安全性にこだわって製造されています。そのため、添加物もあまり加えられていないので、飲み込んでしまっても大丈夫な、食べられる歯磨き粉なのです!

そのため、歯が生え始めたばかりのお子さんでも歯磨きが苦手なお子さんでも簡単に使用できるのです。

歯磨き粉が化粧品か食品かは商品の裏面を見ればわかります

歯磨き粉が化粧品の場合、商品の裏面には成分表しか掲載されていません。一方、食品の歯磨き粉だと「原材料名」「賞味期限」「栄養成分表示」の3つが掲載されています

このように裏面を見れば一目瞭然なので食品の歯磨き粉をお探しの場合はここを確認してみてくださいね♪

まとめ

こども用の歯磨き粉といってもたくさん種類があるのでどれを選べばいいのか迷いますよね。ですが、こどものオーラルケアはその後の歯の丈夫さを決める重大なことですので気をつけたいところ

まずは、こどもの年齢に合わせた歯磨き粉を使うことでこどもに歯磨きという行為に慣れてもらうことからスタートしてみてはいかがでしょうか?

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