スーパーやコンビニ、どこにいっても溢れている添加物。
「うちは外食も少ないし、食事には気をつけているから、添加物はほとんど取っていないはず」
そう思っても、いざ1日の食事をすべて書き出してみると、思った以上に添加物をとっていることに気づくかもしれません。
すべてを避けながら生活することは、今の時代難しいかもしれませんが
ママが意識して選ぶだけで危険な添加物を子供が摂るリスクはぐんと減らせます。
今回は、こどもに飲ませたり、食べさせるのを避けるべき添加物をご紹介します。
危険な添加物①【着色料:タール色素】
タール色素とは、赤色2号、赤色3号、赤色40号、赤色102号、赤色104号、赤色105号、赤色106号、黄色4号、黄色5号、青色1号、青色2号、緑色3号…といった添加物を総称したもので石油由来の原料から作られる合成着色料です。
【主な使用食品】
- クッキーなどの色つけ
- かき氷のシロップ
- グミやアメなどカラフルな発色のお菓子
【懸念されるリスク】
- 子供の注意欠陥・多動性障害の症状悪化
- 発がん性
- 蕁麻疹の発症
- アレルギーの発症
- 甲状腺機能障害
キレイに色付けされたお菓子は、こどもがそのカラフルな可愛さに目を奪われ、ほしい!とねだられることも多いのではないでしょうか。
そういった食品を購入するときは、「タール色素によって色付けされていないか」をまず確認することをオススメします。
タール色素全種類が対象ではありませんが、海外では、タール色素の食品使用を禁止している国が多々あります。
海外で多く使用が禁止されているタール色素でも、日本のみ使用を許可されているものもあります。
危険な添加物、タール色素は駄菓子に注意!
最近のお菓子は、添加物に配慮されているものが増えているため、タール色素を使っていないものもありますが、
昔から馴染みがあり、安くてつい子供に買ってあげがちな「駄菓子」はタール色素を使用しているものが多く存在しています。
駄菓子ならではの無添加のお菓子もあるので、すべての駄菓子がNGというわけではありませんが、
裏面の原材料は確認してみることをオススメします。
危険な添加物②【保存料:安息香酸ナトリウム(Na)】
安息香酸ナトリウムは、細菌や微生物の繁殖を防ぎ、水に溶けやすい性質があることから主に清涼飲料水の保存料として使われています。
添加物の中で、特に危険が高い添加物とも言われています。
【主な使用食品】
- 清涼飲料水
- 健康ドリンク
- マーガリン
- シロップ
【懸念されるリスク】
- 白血病
- 発がん性
安息香酸ナトリウムは、ビタミンCと併用して摂ると、化学反応を起こしベンゼンを生成します。
ベンゼンは白血病やがんの発症リスクを高めます。
清涼飲料水では、この安息香酸ナトリウムと一緒にビタミンCが含まれている場合もあり、安全の範囲内で使用はされていますが、知らぬ間にベンゼンが生成され、私たちが摂取していないか不安になってしまいますよね。
体が小さな子供は、微量の添加物に対する感度は大人よりも高いです。
安息香酸ナトリウムを含む飲み物や食品はできる限り避けるのが安全といえそうです。
添加物を極力避けるために私達が気をつけること
調理の手間を省いて食事ができる、
長期保存できるという利便性で私たちが添加物から恩恵を受けている部分は確かにありますが、食品添加物は摂取し続けることで起こりうる健康リスクを知っておくことはとても重要なことです。
“手作りごはん”くらいはできるだけ無添加のごはんにこだわる。
その暮らしが子供たち・家族の健康を守るひとつの柱になるのではと考えます。
食品ラベルに記されている“よくわからないもの”が一体どんなものなのか?
リスクはないのか?疑問を持って、調べてみましょう。
今回挙げたリスクの高い添加物をまずは意識して控えてみる。
そんな暮らしから始めてみてはいかがでしょうか。