会報誌

親子で季節を楽しもう! ~12月~

12月に入ると街にはイルミネーションが輝きだし、クリスマスソングが流れてきて、ワクワクした雰囲気が漂ってきます。冬休みには帰省したり、旅行に行ったり、家族でゆっくり過ごしたり……。今からいろいろと計画を立てて楽しみにしている方も多いことでしょう。極端な暖冬となった昨年と比べると、今年は冬らしい寒さの日が多くなると予想されていますが、体調管理に気をつけつつ、この季節ならではの様々なイベントを楽しみたいですね。

12月の自然

ポインセチア

11月から12月ごろに、葉が赤や桃色などに色付きます。大きな赤い花びらに見えるのは、花ではなく、苞(ほう)と呼ばれる葉です。苞の中心にある複数の緑色の小さな粒が花です。

シマエナガ

北海道に生息する野鳥で、スズメより少し小さく、真っ白な毛で覆われています。オレンジと黒色の羽が特徴的。冬になると、防寒のために羽毛が空気を含みふわふわになります。

白菜

冬が旬で、鍋料理に欠かせない食材の一つでもある白菜。低カロリーでありながら、ビタミンCや食物繊維、カリウムも豊富で、冬に不足しがちな食物繊維も補える万能野菜です。

冬至

二十四節気の一つで、一年で最も太陽の出ている時間が短く、夜が長い日。今年は、12月21日です。冬至には、かぼちゃを食べたり、ゆず湯に入ったりする風習があります。

12月の行事

クリスマス

どんな行事なの?
キリストの生誕を祝うキリスト教の行事です。クリスマスツリーを飾ったり、家族で食事やケーキを楽しんだりします。前夜には、プレゼントを持ってサンタクロースがやってきます。

どうやって始まったの?
クリスマスは、ローマ帝国領内にて2~4世紀頃に始まったといわれています。やがて、子ども達にプレゼントを持ってくるサンタクロースの伝説と結びつき、世界中に広まりました。日本では、宗教とは関係なく楽しむ人も多く、年中行事の一つとして定着しています。

まめ知識
サンタクロースの由来は、キリスト教の聖人ニコラウスの伝説です。聖ニコラウスが貧しい家庭の窓から金貨を投げ入れたところ、暖炉にかかっていた靴下に入ったことから、「サンタクロースが靴下にプレゼントを入れてくれる」という風習が生まれたと言われています。

12月の記念日

カレンダーの日(12月3日)

明治5年に太陽暦が採用されることとなり、時の政府は「来る12月3日を明治6年1月1日とする」と宣言。この史実に基づき、全国団扇扇子カレンダー協議会および全国カレンダー出版協同組合連合会によって「12月3日」が「カレンダーの日」として制定されました。

国際ボランティア・デー(12月5日)

「国際ボランティア・デー」は、1985年に国連総会によって定められた国際的な記念日です。世界中のボランティアの意義を認知・推進することを目的として、毎年、ボランティア活動を啓蒙するためのさまざまなイベントが世界中で開催されています。

12月の誕生石

ターコイズ

「ターコイズ」は、「トルコの石」を意味するフランス語「pierre turquoise」に由来します。ヨーロッパの伝統では、「私を忘れないで」という意味を込めてターコイズのリングを送るそうです。またチベットではターコイズは健康や幸運をもたらす宝とされています。