今号は、子どもとの休日の過ごし方についてお話したいと思います。仕事や家事で忙しい平日に家族で過ごせない分、休日には子どもに色々な経験をさせてあげたいと思いますよね。ご家庭によっても趣向は異なると思います。コロナ禍では、満足に家族旅行にも出掛けられなかった方も多いのではないでしょうか。これから益々暖かくなるにしたがって植物が色鮮やかになり、観光地も賑わいを見せるでしょう。今回は、子ども達にどんな経験をさせてあげることができるのかを考えてみたいと思います。
1 植物や動物とふれあう
各地への散策、動物園や植物園、水族館に出かけることで、人との関わりだけでは感じられない「命」を感じることができるはずです。
2 自然の雄大さを知る
海・山・川などに出かければ、日頃は経験できない自然のスケールの大きさを感じることができるでしょう。自然の中での遊びは、子どもの創造力を養うことにもつながります。
3 スポーツを楽しむ
競技そのものの魅力を知ることはもちろんですが、ホンモノの選手達のスピードや力強さ、能力を目の当たりにすることは重要な体験だと考えられます。観戦だけでなく、親子で運動やスポーツを楽しむのも良いでしょう。
4 美術やアートから学ぶ
美術館に出かけることや、様々な創作活動を通して親子で巧緻性や感性を育むことも素晴らしい体験だと思います。
5 様々な遊具で遊ぶ
公園や児童館、遊園地などに行けば、日頃の遊びとは違った体験もできるはずです。家族だけではなく、友達や大人との触れ合いもあるかも知れません。その他にも、保護者の実家や友達の家に遊びに行くことで他者との交わりを学ぶこともできるでしょう。
諸説ありますが、一般的に子どもは3歳以降のことを記憶すると言われています。子どもと一緒に保護者自身も楽しみ、共にかけがえのない時間を過ごすことは、互いの人生における他に代え難い幸せであることに間違いありません。